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福島県立医科大学 トピックス

本学附属病院がアメリカ外科医療品質向上プログラム(ACS-NSQIP)から表彰されました。

本学附属病院は、平成31年4月15日(月)、アメリカ外科医療品質向上プログラム(ACS-NSQIP)の病院訪問を受けました。その結果、当院の外科医療安全対策が高く評価され、このたび、表彰の盾が授与されました。当院はACS-NSQIPの外科安全対策評価を受けた日本初の医療機関となりました。

この病院訪問は、ACS-NSQIPがアメリカにおいて注力している活動で、外科医療品質向上を目的に各医療機関の医療安全策を確認、レポートするものです。ACS-NSQIPのDirectorを務めるDr. Clifford Koの来日に合わせて、日本初の病院訪問が行われることとなり、その訪問先に当院が選ばれました。当院からは、鈴木弘行病院長、大竹徹副病院長、大内一夫医療安全管理部長、丸橋繁教授(肝胆膵・移植外科)、野地成子看護副部長や医療安全管理部・病棟・手術室・患者サポートセンター看護師長、看護師が出席。当院の外科医療安全対策について紹介、説明するとともに、医療安全に関する意見交換、情報交換が熱心に行われました。そして後日、これらの情報を基にACS-NSQIPが行った分析で高い評価が得られ、今回の表彰となりました。

さらに、病院訪問の講評や意見交換をする中でNSQIPからの貴重な提言をいただくことも出来ました。今後はそれらを活用し、更なる外科医療の品質向上を目指して、病院長、医療安全対策部および外科系各診療科での取り組みを継続・強化していきたいと思います。
 また、このような取組は今後全国に広まっていくことが期待されています。本学はその先駆けとなり、外科系の学会を通じてこの取り組みを紹介し、広めていく活動も積極的に展開していきたいと考えています。

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