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福島県立医科大学

総合科学教育研究センターが「第3回 キッズラボ」(金環日食)を開催しました。

2012.05.18

5月18日(金)、県立須賀川養護学校医大分校(本学附属病院内)にて、本学総合科学教育研究センター主催の実験教室「第3回 医大総合科学キッズラボ」を開催しました。

「医大総合科学キッズラボ」は当センターが地域連携の取り組みのひとつとして医大分校の協力を得て行っている活動で、附属病院で病気を治療しながら医大分校で学ぶ小学生・中学生を対象にしています。センター所属教員の専門性を活かした実験により、子どもたちの理科への興味と関心がさらに育つ機会を提供しています。

第3回の今回は、まもなく迫った5月21日(月)の金環日食がテーマとなりました。
まずは、日食の起こるしくみをクイズ方式で楽しく解説。安全な観測ツールや正しい観測方法を学んだ後、金環日食の当日に使える「ソーラースコープ」を一人一人手作りしました。ソーラースコープはピンホールカメラの原理を応用した、目に安全な観測ツール。完成したソーラースコープで、日食に見立てたライトを観測した子どもたちは「見える、見える!」と口々に驚きの声をあげていました。

本州では129年ぶりとなる今話題の金環日食については、知識を深めている児童・生徒も多く、子どもたちからの質問や豆知識も飛び交う活発な授業が繰り広げられました。

〔第3回参加・協力教員〕
吉田宏准教授(自然科学講座・物理学)、西山学即講師(自然科学講座・生物学)、谷口暢一講師(自然科学講座・化学)、志村清仁教授(自然科学講座・化学)

〔キッズラボ開催履歴〕
第1回 「ゾウリムシの食胞観察」(平成23年7月13日)
http://www.fmu.ac.jp/univ/cgi/topics_disp.php?seq=304
第2回 「電気を通す水、通さない水」(平成24年2月28日)
http://www.fmu.ac.jp/univ/cgi/topics_disp.php?seq=420

■総合科学教育研究センター  http://www.fmu.ac.jp/home/icsh/
  福島県立須賀川養護学校医大分校 http://www.sukagawa-sh-idai.fks.ed.jp/


※ 5月21日(月)朝6時22分から9時7分まで、大学構内(中庭等)において、総合科学教育研究センター主催「金環日食観察会」を行います。
http://www.fmu.ac.jp/univ/fmu_topics/240521nissyoku.pdf

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