第29回日本リウマチ学会北海道・東北支部学術集会 若手リウマチ医奨励賞(令和元年11月受賞)

SLEの疾患活動性・臓器障害を反映するbiomarkerの探索

松岡直紀さんがスーツを着て正面を向いているポートレート写真。

松岡 直紀(まつおか・なおき)

医学部 リウマチ膠原病内科学講座 助手

研究グループ

松岡直紀、天目純平、藤田雄也、古谷牧子、浅野智之、佐藤秀三、小林浩子、渡辺浩志、右田清志

今回の受賞について

第29回日本リウマチ学会北海道・東北支部学術集会

「日本リウマチ学会」は、50年間余に亘り任意の学術団体としてリウマチ性疾患の研究および診療内容の向上を推進することを目的に活動している学会であり、北海道・東北支部例会は約30年、同学会の支部学術集会として年に1度、開催されております。

賞について

40歳未満の発表者を対象として本学術集会の一般演題の中より、選出されます。

概要

SLEにおけるI型INF signatureは病態形成に重要な役割を果たしており、Th1/Th17細胞の表面抗原Tim-3のリガンドであるGalectin-9はI型INF signatureを反映するbiomarkerとして注目されております。今回、当院におけるSLE患者を対象に、Galectin-9を含めたI型INF関連のbiomarkerについて検討を行いました。結果として、血清Galectin-9がSLEの疾患活動性や臓器障害を予測するbiomarkerとなることが示唆され、髄液のGalectin-9もNPSLEのbiomarkerとなる可能性が示唆されることを発表しました。

関連サイト

連絡先

  • 公立大学法人福島県立医科大学 医学部 リウマチ膠原病内科学講座
  • 電話:大学代表024-547-1111(代)
  • FAX:024-547-1172
  • 講座ホームページ: http://www.intmed2.fmu.ac.jp/rheumatology/
  • メールアドレス: naoki-11@fmu.ac.jp (スパムメール防止のため、一部全角標記しています)

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