日本分析化学会電気泳動分析研究懇談会 寺部茂賞(平成30年12月7日受賞)

キャピラリー等電点電気泳動とバイオアフィニティーの結合分析

志村清仁教授が眼鏡をかけて微笑んでいるポートレート。福島県立医科大学の先端化学分野に所属。

志村 清仁(しむら・きよひと)

医学部 自然科学講座 先端化学分野 教授

研究グループ

志村 清仁

今回の受賞について

日本分析化学会電気泳動分析研究懇談会について

本研究懇談会は、電気泳動法の基礎と応用に関する研究の促進とその技術成果の普及並びに会員相互の情報交換などを図ることを目的として、毎年キャピラリー電気泳動シンポジウムを開催しています。第38回キャピラリー電気泳動シンポジウム(SCE 2018)は「大阪府立大学サテライトキャンパス I-site なんば」において12月5日〜7日に開催されました。

賞について

電気泳動研究分析懇談会では、キャピラリー電気泳動関連分析手法の研究開発分野において、独創的で優れた業績を挙げた研究者、開発者、あるいは、研究や産業の発展に貢献した研究者、開発者の功績を表彰し、もってこの手法の一層の振興をはかることを目的とし、 世界的に著名なキャピラリー電気泳動法の開発者である 寺部 茂 博士を記念して設けられました。志村教授は5人目の受賞者となります。

概要

抗体のアフィニティーを利用して高感度で特異的な検出を可能にするアフィニティープローブキャピラリー等電点電気泳動法(APCIEF)、並びにマイクロ抗体カラムを等電点電気泳動キャピラリーに直結して分析対象物だけを取り出して分離検出できるアフィニティーキャプチャーキャピラリー等電点電気泳動法(ACCIEF)を開発し、タンパク質の電荷バリアント分析に新たな道を拓いた。

(寺部博士と、SCE 2018 懇親会にて)

関連サイト

連絡先

  • 公立大学法人福島県立医科大学 医学部 自然科学講座 先端化学分野
  • 電話 024-547-1367
  • メールアドレス: shimurak@fmu.ac.jp (スパムメール防止のため、一部全角表記しています)

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