「病理学」は本来、病気の細胞や器官の形態学的変化と機能障害を正確にとらえ、病気の成因、成立機序、病態、転帰を明らかにする学問です。病理病態診断学講座は大きく「研究」と「病理診断学」に携わっています。
当講座は昭和25年に病理学第一講座として開校以来、故北村四郎新潟大学名誉教授、故小島瑞福島医大名誉教授、若狹治毅福島医大名誉教授、阿部正文前教授、橋本優子現教授へと一貫して人体病理学の分野の研究に携わり、中でも「マクロファージ、リンパ球の反応性ならびに腫瘍性病変」が研究テーマとして受け継がれ、特に「悪性リンパ腫の研究」では時代を常にリードしてきました。
現在、教授以下約14名のスタッフで研究、教育、診断治療の充実・発展に取り組んでいます。