免疫に重要な役割を担う「リンパ球の機能、リンパ節の反応性疾患、悪性リンパ腫」「小児腫瘍」を専門に研究しています。特に、「正常リンパ球の分化成熟機構と機能の解明および悪性リンパ腫の診断、病態、生物学的特徴、病因ならびに発癌機構」について生物学的、生化学的、免疫学的、および遺伝子学的な手法を導入し、研究に取り組んでいます。
悪性リンパ腫の発生には遺伝子学的に検討し、また、その生物学的特性を明らかにするために悪性リンパ腫の細胞株を樹立し、その細胞株を用いた単クローン抗体の作製、アポトーシスの発現機構や糖鎖発現と転移能の解析を進めています。
「小児腫瘍の病理」では、診断病理学、特に日本のGroup Study(大規模多施設研究体制)において免疫学的、遺伝子学的手法を用いて診断の向上と病因、病態の解明に参画しています。
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