福島県立医科大学と韓国原子力医学院(Korea Institute of Radiological & Medical Sciences、通称KIRAMS)は、これまで緊急被ばく医療分野においてMOUを締結し、WHO緊急被ばく医療ネットワーク(REMPAN)の枠組みの中でも相互連携を進めていましたが、令和7年2月25日(火)に新たに先端核医学および原子力災害医療の連携強化を目的としたMOU(覚書)を締結しました。
今回の新たな締結更新により、アスタチンを用いた放射性医薬品開発をはじめとする核医学分野での共同研究が追加されました。
近年、核医学分野で目覚ましい発展を遂げている韓国において、放射線医療の中心的役割を果たしているKIRAMSとの共同研究を進めることは医療の面から本県の復興を支えるという本学の使命において、大変有意義な取り組みとなります。
放射線災害医療の視点からは、新たに核医学分野との連携を構築するきっかけにもなる大切なイベントでした。
福島県立医科大学トピックス: https://www.fmu.ac.jp/univ/daigaku/kouryu/20250225.html