ダイバーシティ推進本部長挨拶
ダイバーシティ推進本部長/福島県立医科大学 理事長兼学長 鈴木 弘行
多様性を力に、共に未来を拓く
― 共創と知の循環を支える基盤としてのダイバーシティ推進
ダイバーシティ推進本部長を務めます
公立大学法人福島県立医科大学 理事長兼学長 鈴木 弘行です。
これまで本学では、女性研究者支援や働き方改革の推進、多様な人材が活躍できる環境整備など、ダイバーシティ推進に関する取組を着実に進めてまいりました。これらの歩みは、本学の教育・研究・診療を支える重要な基盤として、確かな成果を上げてきたものと認識しております。
東日本大震災および原子力災害という未曾有の経験を経た福島において、本学は、多様な立場の人々が支え合い、知恵を持ち寄ることで、新たな価値を創出してまいりました。こうした経験の中で培われた「共に創る力」は、本学の大きな強みであり、今後の発展を支える原動力であると考えております。
現在、社会は急速に変化し、医療・教育の現場においても、より多様な視点と柔軟な発想が求められています。本学が掲げる「共創と知の循環で未来を拓く」という理念の実現においても、多様性の尊重は欠かすことのできない基盤です。
ダイバーシティ推進は、単なる環境整備にとどまるものではありません。性別、年齢、国籍、専門分野、ライフスタイルなどの違いを尊重し、それぞれの個性や能力が最大限に発揮されることで、教育・研究・診療の質を高め、ひいては地域社会への貢献へとつながるものです。
また、本学においては、女性として初となる副理事長が誕生するなど、意思決定層における多様性の確保を着実に進めております。
本学では、これまでの取組を踏まえ、全学的な推進体制のもと、ダイバーシティの一層の推進に取り組んでおります。ダイバーシティ推進本部には、副本部長として事務局長および法人経営室長、推進室長が参画するとともに、本部員として医学部長、看護学部長、保健科学部長、総合科学教育研究センター長、病院長、学生部長、会津医療センター病院長が加わり、大学全体を横断した体制を構築しています。
また、ダイバーシティ推進室員は各部署から選任されており、組織全体で意識の共有と実践の両立を図っております。こうした体制のもと、本学全体にダイバーシティ推進の理念を浸透させ、その実現に向けた取組を着実に進めてまいります。
福島から世界へ、そして世界から福島へ。
多様な知と人材が交わることで生まれる新たな価値を原動力に、本学はこれからも進化し続けます。
今後とも、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和8年4月
公立大学法人福島県立医科大学
理事長兼学長 鈴木 弘行