教育活動
病理学は、病気の原因や成立機序を個体・臓器・組織・細胞・分子レベルで理解する学問です。そのためには、生体の正常構造と機能を理解した上で、その異常がどう病気に結びつくかを明らかにする必要があります。病理学が対象とする範囲は非常に広く、専門分野を問わず医療に携わる者にとって不可欠な学問体系です。
したがって、医学の将来を担う優秀な人材を育成するためには、病理学教育の充実が極めて重要です。当講座では、医学部学生や若手医師が『学問としての病理学』に魅力を感じる卒前・卒後教育を目指しています。
医学部の学生に対しては、下記の授業科目を担当しています。1と2に関する病理学の授業は、病理病態診断学講座と分担して行っています。
- 病理学総論(第2学年後期)
- 臨床医学系テーマ別講義(第3学年)
- 基礎上級(第4学年前期)