ペインクリニック

ペインクリニックとは

ペインクリニックは、診療科や疾患にとらわれず、痛みの診断と治療を行う専門外来です。治療は神経ブロック療法、薬物療法、手術療法などを行います。今までは、痛みは体からの重要な信号であり、むやみに取るものではなく、原疾患(痛みの元となっている病気)を治すのが大切であると言われていました。原疾患の治療が大切であることは現在でも変わりはありません。

しかし、痛みのなかには痛みの原因がはっきりしないもの、根本治療できないものもたくさんあります。ペインクリニックではこのような痛みを取り去ったり軽減したりして、患者様の生活の質を高めることを目標に治療をしております。
当科では、元々の痛みの部位の診察・診断に関わった診療科から紹介を受け、連携を続けながら診療しております。
また、治療が安定してまいりましたら、適宜逆紹介(かかりつけ医や地域の診療所などの医療機関に紹介すること)を積極的に行っております。


対象となる疾患

帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛や頭痛、長く続く術後の創部痛など中心に取り扱っています。

ペインクリニックで行われている治療

  1. 薬物療法

    一般的な鎮痛薬の他に鎮痛補助薬、漢方薬などを用いて、痛みを緩和させます。
  2. 神経ブロック療法

    神経ブロック療法とは、痛んでいる神経の近くに痛み止めの薬を注入して治療すると同時に、周囲の血流を良くして、自ら治す力を促進させるものです。
  3. 光線療法

    近赤外線治療器、キセノンレーザー治療器等を用いて、血行を良くしたり痛みを和らげたりします。副作用の少ない、安全な治療方法です。

診療科案内

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