講座沿革
2025年4月に五代目教授として各務竹康が就任しました。
初代教授の宮路重嗣は福島女子医専の開校当初から衛生学の教育を担い、 1950年の医大発足に伴い衛生学講座を開設しました。しかし翌1951年に急逝されました。1955年に星島啓一郎が二代目の教授に着任し、 1986年の定年退官に至るまでその任にあり、その後1994年に名誉教授の称号を、翌1995年には勲三等旭日中綬章の叙勲を受けられました。1988年に三代目教授として田中正敏が就任し、2002年の定年退官までその任にあり、2002年に名誉教授の称号を受けられました。 2002年9月に四代目教授として福島哲仁が就任し、2024年3月の定年退職までその任にあり、同年に名誉教授の称号を受けられました。
2007年4月より講座の名称を、衛生学・予防医学講座と改めました。
当講座は、人の健康と環境のかかわりについて、衛生学および予防医学的見地から教育および研究を行っています。2025年10月現在、6名の教職員(教授1名、准教授1名、講師1名、助教1名、医療技師1名、講座等研究員1名)、21名の博士研究員、8名の大学院生(博士課程3名、MD-PhDコース5名)が在籍しています。講座のモットーは「多様性と総合力」です。各教室員は、自分の研究テーマを持ち、講座内での実験や、産業職場でのフィールド調査、他大学・外国研究者との共同研究などを精力的に行っています。人の健康や生活の質の向上を目指した研究方針に基づき、研究成果を教育に活かす方法を共有するために、スタッフが一緒に学習し協力し合っています。