ロマン

私の趣味のひとつはサッカー観戦です。福島での生活が板についてきた(気がしている)私ですが、サッカーは生まれ故郷山梨をホームタウンとするヴァンフォーレ甲府を応援しています。

ヴァンフォーレ甲府は2022年の天皇杯という大会で日本一になりました。2023年からは、日本の代表として、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でアジアやオーストラリアの強豪チームとの戦いに臨みました。結果は、なんと予選リーグを1位突破したのです。そして、今年2月にベスト16で大会を終えました。

ですが、ヴァンフォーレ甲府は、日本のプロサッカーリーグの2部(J2)に所属しています。チームの予算規模はACLに出場するJ1のチームの1/4程度でJ2でも中位です。2000年頃には経営悪化でチーム解散の危機を味わいました。私が子どもの頃、選手らは駅前でチーム存続の署名活動をしていました。その後、J1昇格やJ2降格を経験しながら、天皇杯優勝やACLベスト16の快挙を成し遂げました。

チーム解散の危機から20年余り、チームもサポーターも日本一のサッカーチームになるという夢を描き続けてきたと思います。天皇杯とACLでこの夢を実現し、そして新シーズンを迎えています。このヴァンフォーレの戦いには「ロマンがあるなぁ」と感じました。

保健科学部が開設されて4年目を迎えようとしています。いよいよ1年生から4年生までがキャンパスに揃います。「ふくしまで地域医療を支える人材を養成する」という理念や方針を胸に、学生と教職員が一緒にロマンのある学び舎をつくっていきたいと思います。

(写真はお気に入りのユニフォームです。スタジアム応援で愛用中です)

ヴァンフォーレ甲府の青いユニフォームとタオルが掛けられた写真。サッカー観戦の思い出を感じさせるアイテム。

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