中国 武漢大学との学術交流(2025・令和7年度)

武漢大学とMOU(覚書)を再締結しました(令和7年6月)

福島県立医科大学は、6月12日(木)、中国の武漢大学と学術交流に関する覚書(MOU)を再締結しました。1999年に最初の協定を締結して以来、本学にとって最も古くからの提携校である武漢大学とは、25年以上にわたり学生や研究者の相互派遣などを通じて活発な交流を続けてまいりました。

東日本大震災と福島第一原発事故という未曽有の困難に直面した際も、また、新型コロナウイルス感染症の拡大により交流が制限された際にも、両大学の関係は揺らぐことなく、支援物資を贈り合うなど温かい友情を育んできました。この度の再締結は、これまでの両大学の固い絆を再確認する貴重な機会となりました。

調印式はオンライン形式で執り行われ、本学の竹之下誠一理事長兼学長と、武漢大学の袁玉峰副学長が覚書に署名しました。

竹之下理事長兼学長は、「“遠くの親戚より近くの隣人”という言葉のとおり、困難な時期における温かいご支援に改めて深く感謝申し上げます」と謝意を述べました。また、「“ピンチをチャンスに。変化を進化へ。”というモットーの下、学生たちには国際的な視野を持って、地域に根差した研究や課題解決に取り組むことを期待しています」と、今後の交流への思いを語りました。

武漢大学の袁玉峰副学長は、「医科学の研究から臨床実践に至るまで、あらゆる分野で交流を進めていきたい」と応じられ、今後のさらなる協力関係の発展に期待を寄せられました。

今回の協定再締結を機に、両大学の学術・人的交流を一層活性化させ、医学・医療の発展に貢献する新たな歴史を共に刻んでまいります。

左から 企画財務課 川崎新太朗課長、国際交流センター山下俊一センター長 中央の画面武漢大学、竹之下誠一理事長兼学長、ノレット・ケネス教授

写真左から
企画財務課 川崎新太朗課長、国際交流センター山下俊一センター長
中央の画面武漢大学、竹之下誠一理事長兼学長、ノレット・ケネス教授

左から 1.Jingyi Fan(武漢大学中南病院 国際医学教育・交流協力室 室長) 2.Lilei Yu(武漢大学人民病院 心血管病院 副院長) 3.Hexiang Deng(武漢大学 国際交流部 部長) 4.Yufeng Yuan(武漢大学 副校長・医学部 部長) 5.坪倉正治(福島県立医科大学 医学部 放射線健康管理学講座 教授) 6.趙 天辰(福島県立医科大学 医学部 放射線健康管理学講座 講座等研究員) 7.Hua Xu(武漢大学 医学部 常務副部長)

写真左から
Jingyi Fan(武漢大学中南病院 国際医学教育・交流協力室 室長)
Lilei Yu(武漢大学人民病院 心血管病院 副院長)
Hexiang Deng(武漢大学 国際交流部 部長)
Yufeng Yuan(武漢大学 副校長・医学部 部長)
坪倉正治(福島県立医科大学 医学部 放射線健康管理学講座 教授)
趙 天辰(福島県立医科大学 医学部 放射線健康管理学講座 講座等研究員)
Hua Xu(武漢大学 医学部 常務副部長)

事務担当 : 企画財務課 (企画担当)

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