本学海外協定校の国立台湾大学から留学生1名が来学しました!
国立台湾大学 蕭百修さんが6週間の留学をスタート! 初日の充実した学内ツアーを紹介
本学と海外協定校である国立台湾大学から蕭百修さん(医学部6年生)が、10月6日(月)から本学での6週間の留学生活を開始しました。蕭さんは、本院の4つの診療科(糖尿病・内分泌代謝内科、腎臓高血圧内科、消化管外科、消化器内科)での見学実習を行います。
オリエンテーションとキャンパスツアー
留学初日は、国際交流センターを訪問し、山下俊一センター長との面談とオリエンテーションを受講しました。続いて、Kenneth Nollet教授(放射線医学県民健康管理センター)によるキャンパス及び病院ツアーに参加し、学内や病院内の特色について学びました。初日のお昼は、本学の医学生3名とランチを囲んで交流を深めました。
放射線医学県民健康管理センターでのディスカッション
午後には、放射線医学県民健康管理センターを訪問し、安村誠司センター長と面会をしました。蕭さんは事前に学習してきた県民健康調査の概要や調査項目、調査結果等についての質問を投げかけ、安村センター長との活発なディスカッションを行いました。
その後、同センター内の甲状腺検査室を訪れ、志村浩己副センター長案内のもと、本県で実施している甲状腺検査のエコー機器や細胞診断の見学をしました。
災害医療の紹介とVR体験
続いて、放射線災害医療センターにて、長谷川有史教授(放射線災害医療学講座)と面会をし、東日本大震災、福島第一原発事故当時の原子力災害医療対応に奮闘する医療従事者の様子の映像紹介や災害医療をVR(バーチャルリアリティー)で訓練するカワウチレジェンズVR版※の紹介とともに、放射線測定機器で放射線を測定する体験をしました。
福島で医療について学ぶ意義とは
最後に、山下俊一センター長より、内分泌学についての講義を受け、講義の内容と一日を通して経験した内容を結びつける有意義な時間となり、蕭百修さんも、「初日から福島の取り組みを肌で感じられて感動した」と感想を述べました。
※カワウチレジェンズVR版:放射線災害医療学講座が開発した放射性物質・核物質などのハザードを伴う医療対応の訓練シミュレーションソフトウェア。リスクを伴う環境での訓練をメタバース(仮想空間)で体験できる。2022年度から大学院の実習に取り入れ、チームによる連携活動が求められる危機・災害活動訓練や事前体験ができる。
(https://www.fmu.ac.jp/education/medicine/department/housai/news/20240506.html)
安村センター長と県民健康調査について活発にディスカッションする蕭さん
超音波検査と細胞診断のデモンストレーションを見学
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