目的・活動概要

目的

Ⅰ 災害や放射線被ばく医療の基礎的知識を有する医療人(医師・看護師)の育成

正しい災害対応や放射線被ばく医療等の知識を有する医療人(医師・看護師)を育成(養成)することで、福島県内における医療人の定着と(正しい知識を有する医療人が情報発信することで)住民の不安解消を促し、医療という生活基盤につなげ、より早い地域復興に貢献する。

1医師の育成

福島県立医科大学医学部学生、福島県内臨床研修医、浜通り支援教員等を対象とする災害対応や放射線被ばく医療に関する研修を実施し、福島県内唯一の医科大学として、放射線問題と向き合う福島県としては必要とされる、災害対応・放射線被ばく医療に関するプログラムを確立し、基礎的知識を有する医師への育成(養成)に貢献する。

2看護師の育成

福島県立医科大学看護学部生や同大学附属病院はもとより福島県内の看護師を対象とする災害救急、放射線被ばく医療等に関する研修等(一部、e-ラーニングや講習会等)を実施し、災害救急、放射線被ばく医療等の基礎的知識を有する看護師を育成(養成)に貢献する。

Ⅱ 災害や放射線被ばく医療の基礎的知識を有する医師の地域医療機関(被災地)への派遣

福島県立医科大学が災害対応や放射線被ばく医療の基礎的知識を有する(予定の)医師を直接雇用することで、放射線の風評被害等による医師流出に歯止めをかけるとともに、特に医療体制の再生が望まれる福島県内浜通り(相双地区及びいわき地区)に、当該医師の派遣(月5回程度)を義務化することで、被災地域の生活基盤の一つとなる医療を支援し、復興を期待する被災住民に応えるとともに被災住民の安心・安全を確保する。

活動概要

平成24年度

1医師の育成

2看護師の育成

3医師の派遣

福島県立医科大学が医師(教員)を直接雇用し、医療再生が求められる被災地(浜通り)の医療機関へ派遣(月6回程度)する。

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