このたび、一般社団法人 日本科学技術ジャーナリスト会議が主催する「科学ジャーナリスト賞2025」において、福島民友新聞にて連載中の「坪倉先生の放射線教室」が特別賞を受賞しました。本連載は、福島民友新聞社からエントリーされ、厳正な選考を経て受賞に至ったものです。

記事は、2011年の東京電力福島第一原発事故を受けて、福島県立医科大学 放射線健康管理学講座 主任教授の坪倉正治が執筆しているもので、2015年1月より毎週掲載され、現在までに500回を超える長期連載となっております。

選考委員会は、被災地・福島において放射線に関する基礎知識や被ばくの状況について、簡潔で分かりやすく解説する継続的な報道活動を高く評価。さらに、「連載を支える持続的な努力と熱意に敬意を表して」の特別賞となります。

受賞にあたり、坪倉教授は「読者の皆さんのおかげです。被災者の顔を思い浮かべながら、日々の暮らしに役立つ情報を届けようと心がけてきました。これからも変わらず、福島県民の暮らしの再建に貢献できるような記事を発信し続けたい」とコメントしています。

なお、贈呈式は2025年7月5日、東京都内の日本プレスセンタービルにて執り行われる予定です。