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福島県立医科大学 トピックス

高度医療機器体験会を開催しました

令和6年12月21日(土)、本学において、福島県教育委員会と共催で高度医療機器体験会を開催しました。対象は県内の医学コース導入校の高校生20名です。
 本学附属病院にある最新の高度医療機器を実際に操作し、最先端の治療技術に関する講義や医療現場の見学を通じて、医療や健康の大切さを学べる体験学習を提供しました。また、この活動により、参加者が実際の医療機器に触れる機会を得て、将来のキャリア選択に役立てることを目的としました。

座学プログラムでは、心臓血管外科の治療を通して最新の治療法を学び、体験プログラムでは、医療従事者以外では見ることも、体験することもできないプログラムに感嘆の声が上がりました。

「医療現場を実際に見学し、プロフェッショナルの方々から直接お話を伺うことで、医療についてより深く理解することができた」「これまでドラマでしか見たことのなかった医療機器を実際に見学することで、想像以上の感動を味わい、医療技術の進歩を実感する貴重な機会となった」「命を守るためにすごい努力が行われていることを知り、命の尊さを学んだ」「医師になるために、改めて勉強を頑張ろうと思った」と体験後の参加者たちの目は輝いていました。
 また、医大生との交流では、「医大生と直接リアルな話ができる機会があって楽しかった」と話は尽きない様子でした。

命を守り、命をつなぐ医療現場での体験会を通じて、参加者の皆さんが「医師になる夢を見る」から「医師になる夢を叶える」へと一歩踏み出すきっかけになればとの思いです。そして、いつの日か、参加者の中から医師となり、県民の皆さまの健康増進に貢献する人材が一人でも多く誕生することを心より願っています。
 そのためにも、本学では、今後も小中高生を対象にさまざまな形で医療体験会を開催してまいります。

末筆ですが、本プログラムにご協力いただきましたすべての関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。

■座学プログラム
講義:「心臓血管外科とは?」
■体験プログラム
・手術支援ロボット「ダヴィンチ」操作デモンストレーション見学(手術室内)
・高精度放射線治療(ピンポイント治療)における患者固定・治療計画作成体験(放射線治療科
 内)
・電気メス・血管シーリング体験、植込型補助人工心臓見学(手術室内)
■交流会
・参加者と医大生との交流会

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