HOME > トピックス

福島県立医科大学 トピックス

日中笹川医学奨学金制度35周年記念式典 山下副学長(国際担当)ら出席

2023年7月28日(金)、中華人民共和国・北京の人民大会堂にて「日中笹川医学奨学金制度」35周年記念式典が盛大に開催され、本学の山下俊一副学長・日中医学協会理事と、趙松吉教授(先端臨床研究センター)・笹川医学奨学金進修生同学会日本支部会長(第19期笹川生)が出席しました。

記念式典は、同奨学金制度を長年にわたり支援している日本財団と、中国国家衛生健康委員会(日本厚労省相当)の主催で開催されました。日本側からは、森喜朗元首相・応援団長、駐中国日本大使館・垂秀夫大使、日本財団・笹川陽平会長、日中医学協会・小川秀興会長、研究者受入機関長、指導教官、共同研究者、日本大使館、本制度関係団体役員、そして笹川生OBらよりつくられた「笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)」日本支部メンバーの約160名、中国側からは、国家衛生健康委員会・曹雪濤副主任(副大臣)、政府関係役員、笹川同学会・趙群理事長、中国大使館、笹川同学会メンバーのほか、日中両国合わせて1000名余りが出席しました。

日中笹川医学奨学金制度は、中国の医療技術向上や日中両国の友好促進を目的に1986年に日中医学協会・笹川記念保健協力財団・中国政府衛生部(現国家衛生健康委員会)間で「笹川医学奨学金制度」協定書調印をすることで発足され、第一制度初期の10年間で1000名の目標留学生交流を果たして、その後第二制度10年間、第三次制度、第四次制度と第五次制度の15年間の全てを合わせて35年間で延べ約2,400名の医学・歯学・薬学・看護学等優秀な医学研究者を日本に招待し育成してきました。

本記念式典では、中国国家衛生健康委員会・曹雪濤副主任と日中医学協会・小川秀興会長、日本財団・笹川陽平会長が、現行の第五次制度の「学位取得コース」と「共同研究コース」に「ポストドクターコース」を新設した第六次制度(5年間)の協定書も無事に調印されました。

本学においても、竹之下誠一理事長兼学長の多大な支援・支持のもと、本制度の研究者を積極的に受け入れていますが、これからも本奨学金制度がますます発展し、日中両国の友好促進の架け橋として、国際交流の継続が期待されています。

写真
日中笹川医学奨学金35周年記念式典・全体記念写真

写真
日中医学協会・小川秀興会長、中国国家衛生健康委員会・曹雪濤副主任、日本財団・
笹川陽平会長 三者による第六次制度の協定書調印式【 提供:日本財団 】

写真
式典後の人民大会堂宴会大庁での記念祝賀会
 山下俊一副学長と趙松吉教授

▲TOPへ