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福島県立医科大学 トピックス

「早期ポリクリ」の病院見学実習を実施しました

本学医療人育成・支援センターは、6月22日(木)、23日(金)に本学附属病院にて医学部1年生を対象とした「早期ポリクリ」の病院見学実習を3年ぶりにコロナ禍前の形態で実施しました。

この実習では、中央診療部門12か所の見学を1日、各病棟で医師や看護師の仕事のシャドウイングを1日、班ごとに行います。実習自体は、どの医学部でも行われているものですが、本学のユニークな点は、中央診療部門見学の中に、直接診療に関わらない「バックヤード(焼却炉、中央監視室・ボイラー室、病歴室、物品供給センター)見学」があることです。

学生の実習レポートでは、患者さんからの感謝を直接受けづらいこれらの部門の方々が、患者さんのためによりよい診療環境を提供したいという強い目的意識と責任感をもって働いていらっしゃることに強い印象を受けたとの感想が寄せられます。

本実習が実施できるのは、非医療職を含む全ての職員が将来の医療のために学生教育を支えようという意思を共有していることを意味しています。しかも、見学に来た学生への対応は、終始立ち通しで、班が変わるごとに25分間の説明を繰り返さなければならず、決して楽な仕事ではありません。

それにも関わらず、病歴部では本学職員が、焼却炉、中央監視室・ボイラー室、物品供給センターでは、委託業者の方々が、学生が興味を持ちやすいよう工夫して2日間説明してくださいました。

担当教員の医療人育成・支援センター亀岡弥生教授は、「早期ポリクリにご協力くださった全ての方々に御礼を申し上げるとともに、皆様の熱意がしっかりと学生の胸に届いていることをお伝えします」と実習を振り返り感謝を述べました。

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