2023年４月10日（月）、英国オックスフォード大学生理学・解剖学・遺伝学部ハイジ・デウェット主任教授（以下、ハイジ主任教授）が来学し、竹之下誠一理事長兼学長と懇談しました。懇談には、挟間章博副理事長、下村健寿主任教授が陪席しました。

医学部病態制御薬理医学講座下村健寿主任教授とハイジ主任教授が長年、オックスフォード大学で共に研究していたことに端を発し来学が実現しました。

本学病態制御薬理医学講座と英国オックスフォード大学生理学・解剖学・遺伝学部は、共同研究の着手を目的に秘密保持契約を締結しました。
　これまで双方で研究を重ねてきた糖尿病に加え、ハイジ主任教授が専門とする統合失調症の効果的な治療法など全身の代謝メカニズムを解明する共同研究に着手する予定です。
　双方の知見を共有し、依然として県内で増加傾向にある糖尿病や、統合失調症などについて、患者それぞれに合った効果的な治療法の確立を目指します。

また、今回の秘密保持契約締結を機に、共同研究に加えて、オックスフォード大学への本学研究者の派遣を行うことになりました。世界の医学発展をけん引する大学から直接指導を受けられることとなり、本学の研究力が高まることが期待されます。

今後も本学の国際交流については、本学国際交流センターを核として、学生間交流だけに留まらず研究員の交流も推進し、そこで得られた知見や研究の成果を地域に還元してまいります。

左から
挾間 章博副理事長
ハイジ・デウェット主任教授
竹之下誠一理事長兼学長
下村健寿主任教授

ハイジ・デウェット主任教授の
学内での講演風景

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