福島県立医科大学 トピックス
助産師養成課程の開設記念式典を開催しました
令和5年4月1日、本学は「別科助産学専攻」及び「大学院看護学研究科 博士前期課程看護学専攻 母性看護学・助産学領域 助産師コース」を開設しました。
4月9日には、助産師養成課程の開設記念式典及び講義実習棟となる8号館WESTの施設見学を、佐藤宏隆副知事、佐藤政隆県議会副議長、一般社団法人福島県看護学校協議会 星北斗会長、一般社団法人福島県医師会 佐藤武寿会長、一般社団法人福島県病院協会 佐藤勝彦会長、公益社団法人福島県看護協会 今野静会長、一般社団法人福島県助産師会 小谷寿美恵代表理事(会長)の皆様方のご臨席のもと開催しました。
式典では、竹之下誠一理事長兼学長が「本県の未来を担う子どもたちと女性に寄り添い歩む助産師を育成する」と式辞を述べ、福島県知事祝辞(佐藤宏隆副知事代読)では、「県民に寄り添い、医療現場をけん引していく人材を世に送り出す医療系総合大学として、さらなる進化を果たされますことを期待しております」とのお言葉をいただきました。
佐藤副知事、佐藤副議長、星会長、竹之下学長の4人でテープカットを行い、会場となった8号館WESTは柔らかな陽射しと温かい雰囲気の中、拍手で包まれました。
施設見学会では、太田操別科長の案内で来賓やマスコミ関係者が施設内を見学しました。1階には分娩(ぶんべん)台などを備えた実習室や自宅出産を想定した実習なども行える畳スペース、2階にはラウンジや図書室など、充実した学習環境が整っています。
施設見学会後の取材で太田操別科長は「学生には、明るく開放感のある校舎で学びを深め、自らの考えをしっかりと持てる助産師になってほしい」と期待を寄せました。
福島県の復興を進める上でも、将来を担う子どもたちを安心して生み育てられる福島県にすることが求められており、助産師の確保及び県内定着は重要な課題です。
本学では、周産期だけでなく思春期から更年期に至る女性とその家族の健康を包括的に支援できる助産師の育成を目指してまいります。