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福島県立医科大学 トピックス

子どもの身体と心の健康を支援する眠育・食育・足育調査を実施

令和5年3月21日(火)、本学保健科学部は、子どもの健康増進に向けた「子どもの身体と心の健康を支援する眠育・食育・足育調査」を福島駅前キャンパスで実施しました。

睡眠、食習慣、足の発達といった多角的な視点から子どもたちの成長過程を複数年にわたって調査し、将来の生活習慣病などにつながる健康リスクを洗い出すことを目的としています。小中学生を対象とした大規模調査は、全国でも例を見ない取り組みとなります。

調査当日は、福島市内の小中学生約75名が参加。起床と就寝時間などを調べる「眠育」、朝食の有無などを聞く「食育」、足形の採寸や歩行能力などを測定する「足育」の3分野において実施され、調査後には、本学教員が日常生活での改善点やアドバイスなど簡単なフィードバックを行いました。

会場内にはお子さんたちの元気な声が響き渡り、参加したご家族からは「子どもの成長に不安を抱えていたので、このような調査をやっていただき有難い」との声も聞かれました。

調査を担当する保健科学部理学療法学科の楠本泰士准教授は「多角的に生活の状況を振り返ることが重要。保健科学部各学科が一体となった初の取り組みであり、子どもたちの健康増進には、どのような生活習慣が効果的なのかを福島から発信したい。そして、これからも地域の皆様の健康増進に貢献できる研究を進めていきたい」と意気込みを示しました。

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