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福島県立医科大学 トピックス
フランシス・アッシュクロフト英国オックスフォード大学教授が来学しました
2023年3月6日(月)、糖尿病研究の世界的権威であるフランシス・アッシュクロフト英国オックスフォード大学教授(以下、アッシュクロフト教授)が来学し、竹之下誠一理事長兼学長と懇談しました。
病態制御薬理医学講座下村健寿主任教授がアッシュクロフト教授のもとで8年にわたり研究活動を行っていたことから、日本でも研究に関する協力関係を深めることを目的に、アッシュクロフト教授は昨年10月から同講座の特任教授も務めています。
アッシュクロフト教授は「世界中の人々を脅かしている2型糖尿病の治療法を研究したい。福島にも多くの糖尿病患者がいる。福島医大との協力関係を継続しながら、研究を続けていく」と本学との協力関係の継続に意欲を示しました。世界レベルの研究成果が福島にも還元されることが期待されます。
懇談には、挟間章博副理事長、山下俊一副学長・国際交流センター長、下村健寿病態制御薬理医学講座主任教授とともに、アッシュクロフト教授と来学した弟であるチャールズ・アッシュクロフト元在日英国大使館駐在防衛武官が陪席しました。
アッシュクロフト教授は、第15回鈴木万平記念糖尿病国際賞(※)を受賞し、8日(水)に東京で行われた授賞式にも出席されました。
※糖尿病療養指導に積極的に取り組み、治療や予防に著しく貢献した個人・団体を顕彰するもので、この分野では国内で最も権威ある賞の一つとされています。

左から、山下俊一副学長・国際交流センター長、挟間章博副理事長、 竹之下誠一理事長兼学長、フランシス・アッシュクロフト教授、 チャールズ・アッシュクロフト元在日英国大使館駐在防衛武官、 下村健寿病態制御薬理医学講座主任教授