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福島県立医科大学 トピックス

秋葉賢也復興大臣及び竹谷とし子復興副大臣が来学されました

令和4年10月4日(火)、秋葉賢也復興大臣及び竹谷とし子復興副大臣が来学し、放射線災害医療センター、先端臨床研究センター及び医療-産業トランスレーショナルリサーチセンターを視察しました。

まず、放射線災害医療センターにおいて、放射線被ばく及び汚染を伴う傷病者への対応について説明を受けた後、先端臨床研究センターに移動し、竹之下誠一理事長兼学長から本学の復興11年間の取組の成果として、アスタチンを用いた悪性褐色細胞腫の治療薬の臨床試験の開始や、新型コロナウイルスの変異株であるBA.5にも有効なIgA抗体を利用したマスクやスプレーの開発、市販化について説明を受けました。その後、放射性薬剤に必要な放射性核種を製造する中型サイクロトロンを視察しました。

秋葉賢也復興大臣からは、「福島国際研究教育機構(F-REI)において、県立医大を始めとする地元の大学や研究機関ともよく連携をして多様なパートナーシップを構築していくことが重要」との発言がありました。
 さらに、医療-産業トランスレーショナルリサーチセンターに移動し、家村俊一郎副センター長から抗体を活用した医薬品・診断薬・衛生製品などの研究開発や、浜通りサテライトで世界レベルの研究など医薬品関連産業の集積の取組について説明を受けました。

本学では、原子力災害からの復興に資する国際的な人材育成と情報発信、α線放出核種を用いた革新的ながんの治療薬の研究開発などの取組を生かして、福島国際研究教育機構(F-REI)における「放射線科学・創薬医療」「原子力災害に関するデータや知見の集積・発信」の2つの分野の研究に積極的に参画して参りたいと考えております。

訪問の様子1
訪問の様子2
訪問の様子3
訪問の様子4
訪問の様子5

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