

福島県立医科大学 トピックス
国際学生カンファレンスに本学学生が参加


7月25日(月)、26日(火)及び30日(土)の3日間の日程で「3rd Summer International Mini-Conference on Careers in Applied Sciences(第3回応用科学におけるキャリアに関する夏季国際ミニ学会)」と「1st Summer Symposium on Smart Health Spaces, Information Design, and Communication(第1回スマートヘルススペース、情報デザイン、コミュニケーションに関する夏季シンポジウム)」の2つの学会がオンラインにて開催されました。
本学は今回が初めての参加となり、医学部学生8名と看護学部学生11名の計19名が日ごろの研究成果を英語にて発表しました。


学会は、会津大学のデボプリオ・ロイ教授が中心となって開催。本学が初めて共催校に加わり、その他モンテレー大学(メキシコ)、西マケドニア大学(ギリシャ)、カールスルーエ工科大学(ドイツ)、キリスト大学(インド)、テキサスA&M大学(アメリカ)の海外5大学が共催しました。
25日(月)と26日(火)の国際ミニ学会では、起業家精神と雇用市場への準備について、各大学の学生がそれぞれの専門分野を通じた発表と議論を行いました。
30日(土)のシンポジウムには会津大学、モンテレー大学、本学が参加し、IT、医療、患者主体の病院建築デザインなど異なる分野で学ぶ学生たちがそれぞれの研究発表を通じて専門分野を分かち合うことでより良い医療を目指すための意見交換を行いました。


参加した本学学生からは、「国籍も専攻も異なる同世代と考えをシェアできるだけでなく、医学部教育では学ぶ機会の少ないSTEM分野について理解を深めることもでき、とても貴重な機会となった」「授業とは異なる視点で看護学を学び、それを英語でアウトプットすることの経験は、学問をしていく上でとても有意義だった」といった感想が寄せられました。
また、学会運営チームとして参加した本学総合科学教育研究センター安田尚子教授は、「コロナ禍で学術的なイベントにも制限がある中、オンラインという形で国境を超えた学術交流ができたことに感謝。特に同じ福島県の公立大学の会津大学と福島県立医科大学の学術交流は、将来の医療テクノロジーの発展につながると考える」と期待を寄せています。