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福島県立医科大学 トピックス

パンダハウスを育てる会がバーチャル展覧会を開催へ

本学附属病院で入院し、小児がんなどの難病と闘う子ども及びその家族のための滞在施設「パンダハウス」を運営する認定特定非営利活動法人(NPO)パンダハウスを育てる会は、令和4年10月に開所25周年を迎え、その記念イベントとしてバーチャル展覧会「病と闘う子どもの作品展」プロジェクトを立ち上げ、本年12月に開催を企画しています。

小児がんなどの難病は、医療の進歩により治療率が格段に上がってきました。一方で、厳しい闘病生活と長期間向き合わなければならない現実があります。さらに、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響によって面会も制限され、子どもたちは、閉ざされた生活にならざるを得ない日々です。しかし子どもたちは、そのような中でも、子どもらしい活き活きとした笑顔を見せてくれることがあります。それは、自分の好きなことに打ち込み、自由に表現できる時です。

イメージ画:入院中の子どもが絵を描く様子
(イメージ画:入院中の子どもが絵を描く様子)

そこで、闘病中の子どもたちに「楽しいひと時」を届けたい!病室から参加できる作品展を開催したいとの思いからバーチャル展覧会プロジェクトが立ち上げられました。
 闘病中の子どもたちに、生活の中で感じることを自由に作品にしてもらい、その作品をインターネット上で立体的に再現したパンダハウス施設内に展示します。病室からはもちろん、どの場所からでもご覧いただけるバーチャル展覧会です。自分の作品を探すわくわく感も味わってほしいと期待しています。
 さらに、作品をポストカードにして応募してくれた子どもたちにプレゼントします。ポストカードを家族や友達に送ることで会えない多くの方々とのつながりをより強めてもらいたいと企画されています。

バーチャル展覧会には、一般の皆様にもお越しいただけます。闘病中の子どもたちが作る活き活きとした作品に触れ、その向こう側で輝く笑顔に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

現在、クラウドファンディングにて展覧会開催資金を募っております。募集期間は令和4年5月31日までとなっております。

パンダハウスに関する詳細はこちらから 外部サイトへリンク

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