令和3年11月25日(木)、本学医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター(TRセンター)は、南相馬市に整備を進めておりました浜通りにおける研究支援のためのサテライト(略称：浜通りサテライト)の開所式を開催いたしました。

開所式には、復興庁福島復興局、福島県商工労働部、南相馬市、本学関係者など官民の関係者合わせて22名が参加しました。

竹之下誠一理事長兼学長の挨拶および門馬和夫南相馬市長の祝辞の後、施設入口に設置された看板の除幕を竹之下誠一理事長兼学長と家村俊一郎TRセンター副センター長が行いました。
　開所式後に行われた報道機関向けの内覧では、TRセンターの高木基樹教授が「浜通りサテライト」実験室を紹介し、施設の概要の説明を行いました。

実験室4室やゲノム解析室などで構成される浜通りサテライト。本学TRセンターから移転してきた抗体作製関連の最先端の研究チームが、今後も世界レベルの研究を継続・発展させていきます。

TRセンターでは、この浜通りサテライトを、東日本大震災からの福島の復興のため「福島イノベーション・コースト構想」の重点分野に位置づけられた医療関連分野における研究支援サテライトとして、研究成果を活用した浜通りの企業等への支援を通じ、医薬品関連産業の集積・振興に貢献してまいります。

左から竹之下誠一理事長兼学長と家村俊一郎TRセンター副センター長