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福島県立医科大学 トピックス

【看護学部・看護部共催企画】
「実習に向けての連携強化研修〜語ろう!私たちにできること」

令和3年8月3日(火)、本学看護学部及び附属病院看護部の共催企画として「〜実習に向けての連携強化研修〜語ろう!私たちにできること」を開催いたしました。未来を担う看護学生に対して、看護学部が育てたい学生像、附属病院看護部が望む看護師像について、看護学部教員、看護師がそれぞれの立場から意見交換を行いました。

2020年に「大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会」より発行された看護学実習ガイドラインでは、大学、実習施設等の役割の中で、それぞれの連携・協働体制の必要性が記載されていますが、本学でも、看護学部と看護部とのよりいっそうの連携協働体制の発展を目指すことになりました。

本研修会では、教員、看護師、他職種がチームとして教育に取り組み、看護の実践者としての役割モデルを示し、目指す学生像の共有と教育の方向性を確認することを目的としました。

まず始めの全大会では、看護学部坂本祐子学部長が「看護学部が育てたい学生像」と題し、看護学部教員が大切にしている6つのP“People、 Professional、 Process、 Partnership、 Premium、Place”をもった学生を育てたいと話しました。また、附属病院渡邊美恵子看護部長は「臨床側が望む卒業時の学生像」と題し、本学看護学部卒業生の附属病院における新卒採用者状況は増加傾向にある一方で、新卒者の離職状況も増加傾向にあることなどがこの度の連携強化の背景の一つとして挙げられ、「社会人になる」「看護専門職者になる」という自覚と覚悟を学生が持つことのできる実習や教育等が必要であると話しました。
 続いて行われましたグループディスカッションでは、「語ろう!私たちにできること」をテーマに、看護学部教員、看護師が入り混じった少数のグループに分かれ、楽しい雰囲気の中活発な意見交換を行いました。

“学生が成長できる実習にしていく”という共通目標に向け、本学看護学部と附属病院看護部の連携強化に向けた新たな取組みがスタートいたしました。

全大会風景 全大会風景
看護学部 坂本祐子学部長 看護学部 坂本祐子学部長
附属病院 渡邊美恵子看護部長 附属病院 渡邊美恵子看護部長

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