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福島県立医科大学 トピックス

書籍「医学論文査読のお作法 査読を制する者は論文を制する」
出版について

本学副学長福原俊一先生のベストセラー『臨床研究の道標』副読本シリーズ第一号として、本学附属病院 臨床研究教育推進部副部長・大前特任准教授が、書籍『医学論文査読のお作法 査読を制する者は論文を制する』を刊行しました。

「査読」は、医学研究の新たな発見が世に出、さらには確固たるエビデンスとして受け入れられるために必ず通らなければいけないプロセスです。現代の医学や医療を支える基盤を担っていると言っても過言ではない「査読」。しかし、実はこれまでその大部分は明らかにされてきませんでした。奇しくも、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により「査読」の重要性が再認識される一方で、仕組みとしての脆弱性も明らかとなりました。
本書は、そんな「査読」にまつわる詳細を、大前先生の専門である臨床疫学・臨床統計に、論文著者・査読者としての豊富な知識、そして臨床医としての長年の経験を組み合わせて、新たな視点と分かりやすい文章で解説します。医療従事者や研究者はもちろん、そうでない方でも楽しく読み進められるよう工夫が凝らされています。
さあ、あなたも「査読」を通して医学の発展を支える世界の研究者の一員に!

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