令和3年3月3日(水)に、令和2年度救急医療功労者厚生労働大臣表彰を本学地域包括的癌診療研究講座 田勢長一郎先生が受賞しました。
　本表彰は、都道府県知事の推薦のもと、長年にわたり地域の救急医療の確保、救急医療対策の推進に貢献した個人や医療機関等の団体の功績をたたえ、厚生労働大臣から授与されるものです。

田勢長一郎先生は、長年にわたり地域住民が緊急時に必要な医療を迅速に受けることができる救急医療体制の構築に貢献されました。また、啓発活動による救急医療に対する理解向上や、研修による救急医療関係者の資質の向上などに尽力した実績が評価されこの度の受賞となりました。

この度の受賞にあたり、田勢長一郎先生は「福島県の救急医療活動が認められ、誠に光栄に存じます。救急医療は一人で出来るものではなく、多くの診療科や医療従事者ならびに多職種の方々の協力なくしてはうまくいきません。従って、今回の受賞は私に対してではなく、周囲の皆さんに与えられたものと思います。皆さんのご理解、ご支援、ご協力に加え、救急医局員の救急に対する夢、情熱、絶え間ない努力の賜物です。今後も県内の救急医療は進化を遂げていくでしょう。皆さんのご協力よろしくお願い申し上げます」とコメントをしました。