第113回日本泌尿器科学会総会 総会賞(令和8年4月受賞)

Regional Disparities Highlight Status and Challenges of Orchiopexy for Retractile Testis: Importance of Specialist Distribution and Guideline Adherence

移動精巣に対する精巣固定術の地域差から見える現状と課題―専門医配置とガイドライン遵守の重要性―

泌尿器科学講座の桐花悠介病院助手のポートレート。白衣を着て微笑んでいる姿。

桐花 悠介(きりはな・ゆうすけ)

泌尿器科学講座 病院助手

研究グループ

Yusuke Kirihana, Yuichi Sato, Keiichi Sako, Akari Hiraguri, Kei Yaginuma, Ruriko Takinami, Kanako Matsuoka, Tomoyuki Koguchi, Seiji Hoshi, Junya Hata, Hidenori Akaihata, Soichiro Ogawa, Yoshiyuki Kojima

今回の受賞について

日本泌尿器科学会総会

日本泌尿器科学会総会は、泌尿器科領域における基礎研究・臨床研究・診療の発展を目的として、全国の泌尿器科医および関連研究者が一堂に会する国内有数の学術集会です。最新の研究成果や診療上の課題について発表・討議が行われ、泌尿器科学の発展に重要な役割を果たしています。

賞について

今回受賞した賞は、同学術集会において発表された演題の中から、研究の独創性、臨床的意義、発表内容などが評価された演題に授与されるものです。日常診療における課題を明らかにし、今後の医療の質向上につながる研究として評価されました。

概要

本研究では、福島県内における移動精巣に対する精巣固定術の実施状況を地域別に解析し、手術件数や手術適応に地域差が存在する可能性を明らかにしました。特に、地域ごとの診療体制や小児泌尿器科専門医の配置状況、ガイドライン遵守の違いが、移動精巣に対する手術適応の判断に影響している可能性が示されました。

本研究成果は、過剰治療を防ぎ、地域間で均質かつ適切な小児泌尿器科診療を提供するためには、専門医の適切な配置とガイドラインに基づいた診療の徹底が重要であることを示すものです。(桐花悠介)

連絡先

公立大学法人福島県立医科大学 泌尿器科学講座
電話:024-547-1316
電話:024-548-3262
メールアドレス:urol@fmu.ac.jp(スパムメール防止のため一部全角表記しています)

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