「FMU Community Garden」開催報告
~学生と教員の新たな交流の場~

 令和7年7月4日、福島県立医科大学光が丘キャンパスにて、医学部学生主催の交流イベント「FMU Community Garden」が初めて開催されました。

 本イベントは、医学部4年生の渡部蒼依さんと同3年生の常盤詩織さんが「学年や専門分野の垣根を越え、先生や仲間と気軽に対話できる場を作りたい」という想いから企画したものです。学生の主体的な活動に有志の教員が協力し、開催が実現しました。

 当日は、学生と教員約50名が参加しました。はじめに3名の医学部学生が登壇し、3年生の山村桃花さんは「MD-PhD(研究医養成コース)での経験、災害後の二次的健康影響に関する研究」について、4年生の大橋由生さんは「PR活動、学外イベント運営」、6年生の瀧本敬慎さんは「USMLE(米国医師資格試験)、国際保健への挑戦」といった多様な取り組みについて、それぞれプレゼンテーションを行いました。

 その後、軽食を片手にリラックスした雰囲気の中、少人数のグループに分かれて自由な対話の時間が設けられました 。 参加者は、将来のキャリアや大学生活、最近の興味関心などについて語り合い、専門分野の垣根を越えた和やかな交流を深めました。

 このイベントは、学生にとっては多様なキャリアパスを持つ教員との対話を通じて、今後のロールモデルを見つける貴重な機会となりました 。 また、教員にとっても、学生が抱える考えや大学への希望を直接知る貴重な場となりました。

 主催した渡部さんは「普段、医学生が先生と交流できる機会は限られています。専門分野の垣根を越えて気軽に対話し、今後の活動のヒントを得たり、ロールモデルを見つけたりする場をつくりたいと考えました」と語りました。また、常盤さんは「この活動を継続し、今後は福島医大の魅力の一つにしていきたい」と抱負を述べました。

 本学では、今後も学生の主体的な活動を支援し、豊かな人間性と幅広い視野を持つ医療人の育成に努めてまいります。

「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」の様子
「FMU Community Garden」参加者の集合写真

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