本学が整備を進めていた医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター(「TRセンター」)がこのたび、オープンとなりました。
9月12日に、経済産業副大臣、福島県知事、福島県議会議長、福島市長をはじめ、関係の皆さまのご臨席のもと、開所式が執り行われました。
式では、まず、菊地理事長が「東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故から、ちょうど五年半が経過し、この間、御列席の皆様をはじめ、国内外の皆様から多大なる御支援をいただき、ここに改めて、本学を代表して心から御礼を申し上げます。
本学は、この震災とそれに伴う原発事故によって新たな歴史的使命を負いました。この五年半、放射線に対する県民の不安やそれに伴う心身の負担の克服はもとより、将来にわたる県民の健康や医療を護るため、教職員一丸となって第一線に立ち続けてきました。
本センターは、「医療」と「産業」を円滑に橋渡しすることにより、がんを中心とした諸疾患の新規治療薬・診断薬・検査試薬などの開発支援を多面的に行います。
この福島の地に、本学を中心として世界に誇れる医薬品開発支援拠点を形成し、地域産業の活性化や福島の復興に貢献してまいりますので、今後とも、御支援・御協力の程、よろしくお願い申し上げます。」と式辞を述べました。
この後、来賓の皆様より祝辞をいただいた後に、内堀知事、松村経済産業副大臣、福島県議会議長、福島市長、菊地理事長、渡辺センター長によるテープカットを行いました。
最後に、渡辺センター長から、本センターの概要が説明されました。
● 式次第
1 開 式
2 式 辞 福島県立医科大学理事長 菊地 臣一
3 来賓祝辞 福島県知事 内堀 雅雄 様
経済産業副大臣 松村 祥史 様
福島県議会議長 杉山 純一 様
福島市長 小林 香 様
4 来賓紹介
5 テープカット
6 事業概要説明 医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター
センター長 兼 プロジェクトリーダー 渡辺 慎哉
7 閉 会