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格子定数$d$の測定

この測定では、既知波長光の3次までの回折角を測定して格子定数$d$[cm]を求め る。Naのスペクトル管を放電させ、Naから放出される橙色の光 (NaのD線5893)を用いて、式(1) より回折格子の格子定数を測定する。 ここでは、1次・2次・3次の回折角 $\phi_1,\phi_2,\phi_3$を測定し、それぞれの 回折角に対する格子定数$d_1,d_2,d_3$を求めよ。更に、これらの平均値 $\left<d\right>$および標準偏差

\begin{displaymath}
\sqrt{\left<\delta d^2\right>}=\sqrt{{1\over3}\left[
\left(...
...\right>\right)^2+
\left(d_3-\left<d\right>\right)^2 \right]},
\end{displaymath}

を求めよ。

yoshidah 平成15年2月5日