少し前になりますが、7月11日木曜日に大阪大学大学院医学研究科の真下知士先生が福島に来られました。真下先生はゲノム編集技術を専門に研究されており、セミナーでは最新の研究についてお話していただきました。CRISPR/Cas9などのゲノム編集技術の登場により、バイオサイエンスや医薬開発研究に‘革命’が起きています。CRISPR/Cas9は新しい新規ゲノム編集ツールの開発、エピゲノム編集、遺伝子転写調節、細胞スクリーニングなどに利用され、マウスモデルだけでなく各種疾患モデル動物の開発、ヒト化動物や再生医療への応用も進められています。セミナーではゲノム編集の基本原理から最先端技術までを説明していただきました。

 

夜は真下先生、本学の井上直和先生（細胞科学研究部門）、愛知医科大学の松下夏樹先生と一緒に福島のCOMODO CANTINAにて懇親会をひらきました。真下先生が生体機能研究部門のOBと大学時代の同期である可能性がわかったりと、とても楽しい時間を一緒に過ごしました。

 

真下先生、これからもよろしくお願いいたします。