臨床講演会「FDG-PET検査の有用性」を開催しました。

2015年7月8日、本学放射線医学講座の石井士朗先生を講師に、「FDG-PET検査の有用性」と題した講演会を開催いたしました。

この講演会は、PET検査機器を用いた臨床診断と、その後の治療に対しての理解を深めるために開催したもので、今年1月に続いて2回目の開催となり、学内外の約70名にご参加いただきました。

石井先生からは、FDG-PET検査の原理や特徴などの概略から、有用性の高いケース、治療効果への影響、PET-MRIが優れた組織コントラスト分解能を持ち、被ばく量も抑えられることなどについて、データを示しながら解説していただきました。

また、原孝光臨床イメージングユニット(現:病態分子イメージング科学ユニット)リーダーから「PET検査申し込みの流れと注意点」について説明を行い、PET検査の積極活用を呼びかけました。 

※FDG-PET検査とは・・・

FDGというブドウ糖に似た薬剤を体内に投与し、その体内分布を画像化して診断を行う検査で、がんや心臓、脳の病状の早期診断に有用です。

石井士朗先生
講演会の様子(4)

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