令和5年度 第2回Myプレミアムを語る会 ~主催:学術委員会学内学術交流推進小委員会~

研究実践より得られた成果

講師:森 努(看護学部生命科学部門 准教授)

12月15日金曜日、8号館N301にて、今年度第2回Myプレミアムを語る会が開催されました。今回は『研究実践より得られた成果』をテーマとし、演者は本学部生命科学部門森努准教授でした。参加者は、本学部教員の他、医学部教員、看護学部生や医学部生、大学院生、計26名でした。

講演の前半は、情報理論に基づく「影響力」を応用して物理学を統一する試みに関する内容でした。森先生は、遺伝子間相互作用の研究と、それを応用した機能計算法(ab initio遺伝子軌道法)の開発が御専門です。癌遺伝子と癌抑制遺伝子との相互作用、遺伝子情報がエントロピーを減少させるなどのお話は、興味深い内容でした。

後半は、免疫チェックポイントKYNUについて新規発見に関する内容でした。KYNU発見の研究成果は、免疫チェックポイント阻害薬によるがん治療が評価される現在、今後のがん治療を発展させる可能性を示唆してくれました。

森先生の研究に対する真摯な姿勢と熱意を多くの参加者が感じ、刺激を受けた会でした。

学術委員会主催の「Myプレミアムを語る会」で講演する男性。
学術交流推進小委員会主催の会議が行われている教室の様子。参加者が座ってプレゼンテーションを聴いている。

ページの先頭へ戻る