在籍者の声
博士課程 4年目(社会人大学院生:看護系大学教員)
私は、助産師として放射線医学県民健康管理センターに勤務し、公衆衛生学講座の先生と働く機会を得る中で、統計ソフトを用いたデータクリーニング方法、分析方法、結果の解釈方法について魅力を感じ、さらに詳しく学びたいと思い、大学院博士課程への進学を決意しました。 公衆衛生学講座では週1回、院生を中心とした研究検討会があります。この検討会では興味のある論文を紹介する中で、論文を批判的に吟味する力を養うことができます。また、他の院生や先生方の研究内容から自らの研究を進めるためのヒントを得たり、研究を進めるためのモチベーションを保つことができます。さらに、自らの研究方法や分析方法に悩んだ時には検討会を通じて適切なアドバイスを受けることもできます。 働きながら学ぶことは決して簡単なことではありませんが、公衆衛生学講座には、よりよい学びができるようご指導くださる先生方、共に学ぶ仲間がいます。また、働きながら学ぶことで、学んだことをすぐに実践に結びつける機会にもつながると思います。 本講座に入り、また自らの研究を通じて、母子支援を熱心に進める方々に出会うことができました。今後も、出会いを大切にし、刺激を受けながら、支援を必要とする母親や子ども達に多くの支援が届くように、研究ならびに実践を続けていきたいと思っております。