教育活動
授業担当科目
当講座では、生理学(器官生理学)[医学部2年]、生理学・薬理学実習[医学部2年]、基礎上級[医学部4年]、生体機能学[医科学修士]の講義を担当しております。
他に、科学リテラシー(自然科学方法論)・自然科学アドバンス[医学部1年]、テュートリアル[医学部1、2、3年]、計測・分析学[医科学修士]についても講義の一部を担当しています。
課外教育, MD‐PhDプログラム
当講座は横山初代教授の時代より、基礎医学・生命科学に関心のある学部学生を積極的に受け入れ、外国語文献を用いた勉強会などのような深い学習の機会や、実験・研究に直接関わる機会を提供してきました。
現在でもその伝統は変わらず続いており、多くの学部学生(MD-PhD前期、その他)が学部学年問わず研究に参画しております。その成果はほぼ毎年のように日本生理学会やその地方会等で発表されております。中には日本生理学会東北日本生理科学有志賞を受けた発表もありました。
社会貢献
小中高校生、および一般の方々に向けて健康授業等、身体の仕組みを紹介する活動を行っています。
国際共同研究・協力交流活動
インドネシア産海藻由来成分の紫外線防護活性の評価
当講座では2006年よりインドネシア共和国の西ヌサ・トゥンガラ州ロンボク島に所在する国立マタラム大学のスナルピ教授と共同で西ヌサ・トゥンガラ州の海藻からの有用成分の抽出を試みております。その結果はインドネシアで開催された国際海藻学会での発表のほか、5件の業績として発表されています。
本プロジェクトはマタラム大学の有する豊富な現地の海藻に関する調査研究経験と、当講座の有する細胞障害・細胞保護に関する研究経験を出しあうことで、単独では達成し得なかった研究成果をあげております。
大学教員・職員に対する技術ブラッシュアップ研修事業
2007(平19)年5月より国立マタラム大学の教員・職員に対して、当講座からの教員派遣と、当講座へのマタラム大学教職員の研修受入を通して、理化学機器の利用法や利用計画法などについての研修を行い知識や実験技術の習熟度向上に協力しております。
本学医学部学生の派遣および研修事業
2007(平19)年5月より本学の学部学生を4-5年次のカリキュラムの一環として国立マタラム大学に派遣し、日本が持つノウハウの伝達や研究発表、および交流の機会を持つ事業を、学生の希望にあわせ行っております。