2003年度業績集

原著

  1. NAKAJIMA Hiroshi, HATTORI Hisashi, AOKI Kenichi KATAYAMA Takaaki, SAITOH Yuhji, MURAKAWA Masahiro : Effect of milrinone on vecuronium-induced neuromuscular block. Anaesthesia, 58（7）, 643-646, 2003.
  2. SAITOH Yuhji, HATTORI Hisashi, NAKAJIMA Hiroshi, MURAKAWA Masahiro, KANEDA Koh1)（1)取手協同病院）: Monitoring for neuromuscular block after administration of vecuronium in patients with diabetes mellitus. Br J Anaesth, 90（4）, 480-486, 2003.
  3. SAITOH Yuhji, NAKAJIMA Hiroshi, HATTORI Hisashi, AOKI Kenichi, KATAYAMA Takaaki, MURAKAWA Masahiro : Neuromuscular blockade can be assessed accelerographically over the vastus medialis muscle in patients positioned prone. Can J Anaesth, 50（4）, 342-347, 2003.
  4. Zhang Y., Mori T., Iseki K., Hagino S., Takaki H., Takeuchi M., Hikake T., Tase C., Murakawa M., Yokoya S., Wanaka A. : Differential expression of decorin and biglycan genes during palatogenesis in normal and retinoic acid-treated mice. Dev Dyn, 226（4）, 618-626, 2003.
  5. Suzuki K., Kodama N., Sasaki T., Matsumoto M., Konno Y., Sakuma J., Oinuma M., Murakawa M. : Intraoperative monitoring of blood flow insufficiency in the anterior choroidal artery during aneurysm surgery. J Neurosurg, 98（3）, 507-514, 2003.
  6. Ikegami Y., Hasegawa A., Tase C., Murakawa M. : Delayed massive hemoptysis complicated with aspiration of organophosphorus compound. Am J Emerg Med, 21（6）, 509-511, 2003.
  7. 島田二郎, 田勢長一郎 : 酸素療法. 呼吸器ケア, 冬季増, 261-271, 2003.
  8. 飯田裕司, 赤津賢彦, 丸浩明, 横山秀之, 大槻学, 村川雅洋 : LaryGardの使用経験. 麻酔 52（6）, 652-655, 2003.
  9. 安達守1), 大槻学, 赤津賢彦, 田勢長一郎2）（1)福島赤十字病院,2)救急科）: 頚部交感神経幹切断ラットにおける熱刺激および寒冷ストレスの影響. 麻酔, 52（12）, 1293-1299, 2003.
  10. 六角由紀, 村川雅洋, 大槻学, 丸浩明, 飯田裕司, 赤津賢彦 : エフェドリンが誘因と考えられた冠動脈攣宿の一症例. 日本臨床麻酔学会誌, 23（7）, 187-190, 2003.
  11. 小原伸樹, 大槻学, 野口聡, 服部尚士, 横山秀之, 村川雅洋 : 気管挿管時に脱落した巨大声帯ポリープによる換気不全に陥った１例. 日本臨床麻酔学会誌, 23（9）, 264-267, 2003.
  12. 飯田裕司1), 松本幸夫1), 伊関憲, 赤津賢彦, 大槻学, 村川雅洋（1)米沢市立病院）: 福山型進行性筋ジストロフィーの小児症例に対する全静脈麻酔の経験. 日本臨床麻酔学会誌, 23（9）, 268-272, 2003.　
  13. 栗原正人, 大槻学, 服部尚士, 伊関憲, 田勢長一郎1), 村川雅洋（1)救急科）: Angelman症例群の麻酔管理－特に体温管理の重要性－. 日本臨床麻酔学会誌, 23（9）, 273-275, 2003.　

著書・訳書

  1. 村川雅洋 : 麻酔科.“医学生のための進路ナビ第2集”日本医事新報社 東京, p.210-212〔分担執筆〕2003．
  2. 島田二郎, 田勢長一郎 : 中毒.“急性血液浄化法マニュアル”（篠崎正博, 秋澤忠男編集）南江堂　東京, p.120-131〔分担執筆〕2003．
  3. 村川雅洋 : 形成外科手術の麻酔.“麻酔科学スタンダードII臨床各論”（小川節郎他編）克誠堂出版 東京, p.146-147〔分担執筆〕2003.
  4. 村川雅洋 : 舌・扁桃肥大, 咽頭疾患,“麻酔科診療プラクティス11気道確保のすべて”（岩崎寛編）文光堂東京, p.161-168〔分担執筆〕2003.
  5. 鈴木恭一1), 佐久間潤1), 紺野豊1), 松本正人1), 佐々木達也1), 児玉南海雄1), 村川雅洋（1)脳神経外科）: 脳動脈瘤の手術.“脳神経外科医のための神経モニタリングアトラス”（片山容一, 山本隆充編）医学書院 東京, p.67-81〔分担執筆〕2003.
  6. 島田二郎 : 術後回復室. “役に立つ手術室ハンドブック－手術患者に最良の医療を提供するために－”（並木昭義, 渡辺廣昭編集）真興交易（株）医書出版部 東京, p.258-267〔分担執筆〕2003．

総説等

  1. MURAKAWA Masahiro : Coagulation monitoring and management during liver transplantation. J Anesthesia, 17, 77-78,　2003．
  2. 島田二郎, 川前金幸1)（1)山形大学）: 特集 気道マネージメントとトラブル対策“妊婦症例”. 救急・集中治療, 15（6）, 621-629, 2003.
  3. 中根正樹, 田勢長一郎1)（1)救急科）: CPPVの適応と人口呼吸器設定, 注意事項. 救急・集中治療, 15, e146-e152, 2003.
  4. 中根正樹 : Pain rating by patients and physicians : evidence of systematic pain miscalibration. ペインクリニック, 24（7）, 1034, 2003.
  5. 村川雅洋 : 肝切除術の輸液. 臨床麻酔, 27（６）, 978-982, 2003.

学会・研究会

一般演題

  1. SATOH-TAKAHASHI Kaoru, SATOH Kohichiro1), RYDEVIK B.2), OLMARKER K.2)（1)整形外科, 2)Gothenberg University, Sweden）: Expression of theP2X3 receptor in rat DRGs exposed to experimental disc herniation . 30th Annual Meetiong of ISSLS, 32, Vancouver, Canada, 2003.
  2. SATOH-TAKAHASHI Kaoru, SATOH Kohichiro1), RYDEVIK B.2), OLMARKER K.2)（1)整形外科, 2)Department of Orthopaedics, Goteborg University）: The effect of autologous nucleus pulposus to the P2X3 receptor expression in the rat’s dorsal root ganglion. The 1st Pyizer Science and Research Symposium Book of Abstracts, 44, Nagoya, 2003.
  3. 佐藤薫, 松岡功1), 木村純子1)（1)薬理）: ラット冠循環におけるアデニンヌクレオチド代謝とこれにおよぼす虚血の影響. ATP・アデノシン受容体の相互作用の解明プログラム集, 15, 岡崎, 2003.
  4. 佐藤（高橋）薫, 佐藤弘一郎1), RYDEVIK Byörn2), OLMARKER Kjell2)（1)整形外科, 2)Department of Orthopaedics, Goteborg University, Gothenburg, Sweden）: 椎間板ヘルニア実験モデルラットの後根神経節におけるP2X3受容体発現. 第8回ATP・アデノシン研究会抄録集, 19, 東京, 2003.
  5. 鈴木雅夫 : 福島県立医大活動報告. 大学病院の緩和ケアを考える会第9回総会研究会プログラム, 7, 東京, 2003.
  6. 斎藤祐司 : 糖尿病患者における筋弛緩の残存. J. Anesthesia, 17（Suppl.）, 181, 2003.
  7. 斎藤祐司, 服部尚士, 村川雅洋, 仲島浩1)（1)大原綜合病院）: 深夜に麻酔科医が筋弛緩の程度を視診によって判定した場合, 筋弛緩の深さを過小評価しやすい. J. Anesthesia, 17（Suppl.）, 240, 2003.
  8. 仲島浩1), 田中洋一1), 服部尚士, 斎藤祐司, 村川雅洋（1)大原綜合病院）: オルプリノンがベクロニウム投与後の筋弛緩作用に与える影響. J. Anesthesia, 17（Suppl.）, 255, 2003.
  9. 野口聡1), 島田二郎, 鈴木雅夫, 大槻学, 村川雅洋（1)福島県立会津総合病院）: マグネシウムの鎮痛効果. J. Anesthesia , 17（Suppl.）, 229, 2003.
  10. 中根正樹, 服部尚士, 横山秀之, 赤津賢彦, 大槻学, 村川雅洋 : 開頭手術時のMotor Evoked Potentialモニタリングに与えるプロポフォール血中濃度の影響. J. Anesthesia , 17（Suppl.）, 448, 2003.
  11. 岡崎美智弥1), 深田祐作2), 大槻学, 村川雅洋（1)白河厚生総合病院, 2)米沢市立病院）: 脊髄におけるc-Fos発現を指標とした吸入麻酔薬の鎮痛作用に関する研究. J. Anesthesia , 17（Suppl.）, 466, 2003.
  12. 中根正樹, 島田二郎, 大槻学, 村川雅洋, 川前金幸1)（1)山形大学）: Metran社製R100を用いて高頻度振動換気法を施行した成人ARDS患者の一例. 第25回日本呼吸療法医学会 第13回日本呼吸管理学会合同学術集会プログラム, 247, 千葉, 2003.
  13. 五十嵐季子, 中根正樹, 出羽明子, 丸浩明, 長谷川有史1),池上之浩1), 田勢長一郎1), 村川雅洋（1)救急科）: 僧帽弁逸脱症に心室細動を合併した院外心肺停止で, 完全社会復帰した一例, 第13回日本救急医学会東北地方プログラム, 86, 秋田, 2003.
  14. 五十嵐季子, 丸浩明, 横山秀之, 大槻学, 村川雅洋 : 術前に頻回の蕁麻疹発作を呈した肥満細胞腫の麻酔経験. （社）日本麻酔科学会北海道・東北支部第60回東北地方会プログラム, 34, 福島, 2003.
  15. 三部徳恵, 五十嵐季子, 大槻学, 村川雅洋, 出羽明子1)（1)福島赤十字病院）: ヒルシュスプルング病に対する腹腔鏡下手術の麻酔. （社）日本麻酔科学会北海道・東北支部第60回東北地方会プログラム, 37, 福島, 2003.
  16. 島田二郎, 林志保, 鈴木雅夫, 赤津賢彦, 村川雅洋 : NPPVで管理した重症筋無力症合併誤嚥性肺炎の1例. 日本臨床麻酔学会誌, 23（8）, S276, 2003.
  17. 埜口千里, 根本千秋, 中根正樹, 赤津賢彦, 大槻学, 村川雅洋 : 手術終了直後に心室細動をきたした末端肥大症患者の麻酔経験. 日本臨床麻酔学会誌, 23（8）, S365, 2003.
  18. 根本千秋, 丸浩明, 服部尚士, 赤津賢彦, 大槻学, 村川雅洋 : 両側副腎腫瘍摘出術中に緊張性気胸となった１例.　日本臨床麻酔学会誌, 23（8）, S395, 2003.
  19. 仲島浩1), 馬屋原拓1),　安藤憲興1), 金澤剛1), 境田康二1),斎藤祐司, 村川雅洋（1)船橋市立医療センター）: 胸鎖乳突筋における筋弛緩モニタリング. 日本臨床麻酔学会誌, 23（8）, S435, 2003.
  20. 大槻学, 五十嵐季子, 根本千秋, 村川雅洋 : 低酸素負荷および一酸化炭素暴露が脳内アセチルコリン放出に及ぼす影響. 日本蘇生学会誌, 22（3）, 191, 2003.
  21. 島田二郎, 伊藤辰哉1), 馬屋原拓, 岡田剛1)（1)高松赤十字病院）: 溢水による肺水腫患者に対する呼吸管理にNPPVは有用である. 日本集中治療医学会学会誌, 10（Suppl.）, 161, 2003.
  22. 伊関憲, 池上之浩, 田勢長一郎, 大槻学, 村川雅洋, 川前金幸1)（1)山形大学）: 中枢神経損傷部位における転写調整因子OASISのプロテオギリカンとの共発現および神経伸長阻害機能. 日本集中治療医学会学会誌, 10（Suppl.）, 203, 2003.
  23. 赤津賢彦, 中根正樹, 島田二郎, 大槻学, 村川雅洋 : 分離肺換気により管理し経過の良好であった肺出血の2症例. 第12回日本集中治療医学会東北地方会プログラム, 20, 福島, 2003.
  24. 中根正樹, 塚田泰彦, 赤津賢彦, 島田二郎, 大槻学, 村川雅洋 : Stress index（SI）戦略における至適PEEPとリクルートメント手技（PM）の役割1)ウサギ肺洗浄モデルによる検討－. 第12回日本集中治療医学会東北地方会プログラム, 22, 福島, 2003.
  25. 丸浩明, 出羽明子, 中根正樹, 赤津賢彦, 大槻学, 村川雅洋 : 有機リン中毒により遅延性の全身痙攣を生じた一例. 第12回日本集中治療医学会東北地方会プログラム, 26 ,福島, 2003.
  26. 栗原正人, 中根正樹, 村川雅洋, 池上之浩1), 田勢長一郎1)（1)救急科）: 有機リン中毒による死亡例４例の検討. 第17回日本中毒学会東日本地方会プログラム, 18, 福島, 2003.
  27. 張玉想, 伊関憲, 村川雅洋, 田勢長一郎1), 森徹自2)（1)救急科, 2)細胞科学）: レチノイン酸投与によるマウス胎児の口蓋裂誘発メカニズム. 第17回日本中毒学会東日本地方会プログラム, 34, 福島, 2003.
  28. 栗原正人, 中根正樹, 村川雅洋, 池上之浩1), 田勢長一郎1)（1)救急科）: 有機リン中毒43例の検討. 第25回日本中毒学会総会プログラム, 61, 福島, 2003.
  29. 仲島浩1), 田中洋一1), 服部尚士, 斎藤祐司, 村川雅洋（1)大原綜合病院）: 筋電図による筋弛緩モニタリングにstabilization timeは必要か？. 臨床モニター, 14（Suppl.）, 35, 2003.
  30. 後藤眞理亜, 横山秀之, 中根正樹, 大槻学, 村川雅洋 : 睡眠時無呼吸症候群患者における自然睡眠とBIS. 臨床モニター, 14（Suppl.）,36, 2003.
  31. 佐藤薫, 松岡功1), 木村純子1)（1)薬理）: ラット冠循環におけるアデニンムヌクレオチド代謝におよぼす虚血の影響. 第22回循環基礎フォーラム, 福島, 2003.

特別講演・シンポジウム

  1. 大槻学 : 神経ブロック持続硬膜外ブロック（頚・胸部）. 日本ペインクリニック学会誌, 10（3）, 307, 2003.
  2. 大槻学 :「使用すべき」喘息重積発作に対するアミノフィリン : なぜ使われなくなってきたか臨床試験結果から. 日本集中治療医学会誌, 10（Suppl.）, 141, 2003.
  3. 斎藤祐司 : 意外に知られていない, 筋弛緩モニターの最近の知見. 臨床モニター, 14（Suppl.）, 19, 2003.
  4. 鈴木雅夫 : いま、あらためて生と死を考える. 生と死を考える福島の会プログラム, 福島, 2003.
  5. 村川雅洋 : 全身麻酔薬と鎮痛. 第1回侵襲反応制御医学研究会, 京都, 2003.
  6. 村川雅洋 : 亜酸化窒素に対する急性耐性形成機構の神経化学的研究. 平成13-14年度科学研究費補助金（基盤研究（C）（2））研究成果報告書, 2003.
  7. 鈴木雅夫, 村川雅洋 : マグネシウムの鎮痛効果に関する研究. 平成12-14年度科学研究費補助金（基盤研究（C）（2））研究成果報告書, 2003.
  8. 大槻学, 村川雅洋 : 低酸素負荷および一酸化炭素吸入の脳内神経伝達物質放出に及ぼす影響. 平成12-13年度科学研究費補助金（基盤研究（C）（2））研究成果報告書, 2003.
  9. 大槻学（協力研究者）, 前川剛志（主任研究者）: 歯科医師の救命救急研修のガイドライン策定に関する研究（H14-特-003）. 厚生労働科学研究費補助金（厚生労働科学特別研究事業）平成14年度総括研究報告書, 2003.

その他

学会賞などの受賞記録

  1. なし

ページの先頭へ戻る