教授挨拶
地域医療の未来を担う総合内科・総合診療学講座
福島県立医科大学において、新たに「総合内科・総合診療学講座」が設立されました。これまで、大学外の地域診療所を中心に総合診療を担っていた地域・家庭医療学講座と、大学附属病院および市中病院の総合診療を担っていた総合内科が統合され、より広範かつ充実した総合医療を提供するための講座として新たなスタートを切りました。
福島県立医科大学は高い専門性を持つ診療科も含めて、すべての医師が基本的には総合診療のマインドを持ち、地域医療を支えてきたと感じております。大学が歴史的に積み上げてきた命脈の中で、我々の講座を生んでいただいたと考えております。
超高齢社会、医師の地域偏在を抱える日本の医療界で、時代の多様なニーズに応じた総合内科、総合診療を充実、発展させていきたいと考えます。
福島県立医科大学 医学部 総合内科・総合診療医センター センター長 /
福島県立医科大学附属病院 総合内科 教授
濱口 杉大