教育活動

診療プロトコールの作成
  • 当科では、食道癌、胃癌、大腸癌のガイドラインに則った治療を行っております。
  • しかし、ガイドラインの中でも治療の選択に幅があるため、指導医によって治療方針が異なる、といった状況が発生し得ます。
  • 当科及び関連施設での診療の均てん化を図るため、ガイドラインの枠の中で、食道癌、胃癌、大腸癌の治療プロトコールを作成し、毎年更新しています。
  • 毎週の術前カンファランス及びその準備で、ガイドライン及び当科プロトコールを繰り返し確認することにより、標準治療をよりスムーズに体得することができます。関連施設に配属になっても違うやり方に困惑する、という「若手あるある」を防ぐのに役立っています。

各診療プロトコール(抜粋)

※診療プロトコールをご希望の方は教室代表アカウント(gi-tsurg@fmu.ac.jp)までご連絡ください。

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内視鏡外科技術認定医マニュアルの作成
  • 内視鏡技術認定医取得は、消化管外科を志す医師にとって一つの大きな目標ですが、全国的な合格率は30%程度と難関であり、術者はもちろん、助手、スコピストとの連携が問われます。
  • 当科では、早期の認定医取得を目指し、「内視鏡外科技術認定医マニュアル」を作成し、教室でのやり方を統一することにより、認定医取得に必要な、「定型化」と「言語化」を可能にしています。
  • 関連病院にもマニュアルを配布、浸透させることにより、関連病院での技術認定医取得もスムーズとなりました。
    2023年5月現在、当科には10人の技術認定医が在籍しています。(関連病院含む)

※技術認定医マニュアルをご希望の方は教室代表アカウント(gi-tsurg@fmu.ac.jp)までご連絡ください。

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若手主導のビデオクリニックの定期開催
  • 内視鏡外科技術認定医取得を目指す若手主導で、Zoomを用いたオンラインビデオクリニックを定期開催しています。大学在籍者はもとより、関連病院勤務の若手が多く参加しています。
  • オープンな雰囲気で活発な討論ができる場で、参加者からは高い評価を得ています。
若手医師によるオンラインビデオクリニックの様子。参加者が討論し、内視鏡外科技術を学ぶ場。
論文抄読会の定期開催
  • 定期的に抄読会を行い、自分たちの専門分野における最新の論文に触れる機会を確保しています。
    担当による詳しい解説を行っています。
論文抄読会の資料が表示されており、研究方法や結果についての詳細が記載されています。
ロボット術者certificateの早期取得
  • 当院にはダヴィンチ XiとXの2台のロボットが導入されており、24枠/月と豊富なロボット手術枠を有しています。
  • 急速に普及するロボット手術ですが、そのために全国的に「若手の出番が奪われる」事態が問題となっています。(有資格者が年長者であることがほとんどだからです。)
  • 当科では、若手のうちからロボットに触れる機会を確保するため、全員に助手certificateを、消化器外科専門医取得を目安に術者certificateを取得させています。
  • もちろん、かかる費用は教室が負担しています。

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