皮膚科学講座
Department of Dermatology
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教室紹介
当教室は本学が新制医科大学として設置される前年、1951年(昭和26年)4月1日、飯島進助教授(昭和30年、教授就任)が赴任されて皮膚泌尿器科学教室として開設されました。1968年(昭和43年)、泌尿器科学講座が分離独立するのに伴い、皮膚科学講座となりました。飯島教授時代は皮膚の色素異常症が主な研究テーマでした。1987年(昭和62年)12月、二代目 金子史男教授が赴任され、皮膚の免疫・アレルギーが教室の主な研究テーマとなりました。2007年(平成19年)3月、三代目 山本俊幸教授が赴任され、引き続き皮膚の免疫・アレルギー学と皮膚硬化の発症機構の解明を研究テーマとし、皮膚科学の教育、診療、研究に日々努力いたしております。
研究活動
自己免疫性水疱症、膠原病(とくに強皮症)、皮膚線維化・硬化の発症機構、ベーチェット病の発症機序、乾癬の病因・病態に関する研究、アトピー性皮膚炎の発症機序に関する研究、アレルギー性接触皮膚炎の解析、皮膚悪性リンパ腫の発症機序に関する研究、自己免疫性水疱症などに免疫・分子生物学的手法により研究が進められ、原因究明研究と治療に関する成果を上げております。
教育活動
卒前教育として、医学部4年生には皮膚科学一般講義5年、6年生に対しては皮膚科学臨床実習(外来診療および病棟入院患者に対する診断および治療学に関する教育)を行っています。卒後教育では、2年間の前期研修期間中に可能な限り皮膚科医として診療に参加した後に、皮膚科学講座に入局し、高い専門性を求めて日本皮膚科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医などの取得を目指したカリキュラムにしています。
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