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漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 平成28年12月15日(木)に、会津地区公衆衛生大会の特別講演として、会津若松市文化センターにて漢方医学講座の 三潴 忠道 教授が出前講座を行いました。

 今回は「漢方から見た冷えと対策」というテーマで、講演を行いました。


 漢方医学の考え方では、人の病態を「陰」と「陽」に区別して診断します。
 
 食べ物でも漢方の考え方と同じように体を冷やすもの(陰)と温めるもの(陽)があります。

 人は年齢を重ねると「陰」の状態に傾きやすくなります。全く食べてはいけないということではないが、「陰」の状態であれば体を冷やすような食べ物は食べないようにしたり、その季節に応じたものを食べるなどして対応することも出来ます。


 その他に「気・血・水」と言って、人はこの3つによって構成されており、この内の1つが欠けてしまうと健康を害するという考え方もあります。

 その中でも「瘀血」と言って、血の流れが悪くなっている状態だと、手足の先まで血がめぐらなくなるので冷えます。これも食生活が関係して、このような状態になることもあります。


 このような漢方医学の考え方を日常で少しでも役立てていただき、元気に長生きできるようにして下さい、とお伝えしました。


 参加していただいた約150名の皆様、ありがとうございました。


※出前講座については随時受付を行っております。詳細はこちらをご覧ください。

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