県民の健康維持、増進のために

05県民向け健康啓発活動

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県⺠向け公開講座の様⼦
県⺠向け公開講座の様⼦
福島市内⾼等学校への出前講義の様⼦
福島市内⾼等学校への出前講義の様⼦

震災から3年経った2014年頃から、それまでの健康診断や様々な調査等を通じて主に被災者の皆さんの健康指標データの解析結果が公表され始めました。そして震災後、特に避難生活の長い方に、肥満や高血圧など生活習慣病悪化の傾向がみられることが分かってきました。実は福島県民の健康指標は、震災前からもともと全国に比して決して良いとは言えないものでした。それが震災後にさらに悪化の傾向を見せたことから、この機会に、このような情報を広く分かりやすく県民に解説し、自身の健康に関心を持って改善に取組むきっかけとなるような県民向けの健康啓発活動の強化が求められるようになったのです。

2014年には、それまで学内になかった大学法人全体の広報戦略を企画立案する部署として広報コミュニケーション室が立ち上げられ、このような新たな県民向け啓発活動についても広報コミュニケーション室で企画運営することとなりました。そして、主に、健康公開講座や、学校等への出前講義、地元新聞への健康コラムの連載という3つの方法での情報発信の企画が進められました。

公開講座については、従来、学内の各講座や学会主催のものが既に行われていたことから、広報コミュニケーション室が携わる企画では、特定のジャンル、疾患に偏ることがないようテーマを選定し、年間を通して聴講いただけるよう配慮しました。例えば2017年の公開講座では年間6回を通して全てがんをテーマとし、年間受講するとがんのメカニズムや検診の行われている5つのがんの基礎知識がひと通り学べるといった具合です。また、2018年には福島学院大学との共催により、様々な疾患の医学的側面からの解説と日常生活における予防法をセットで講演し好評を得ました。さらに、2019年には地元紙と共催することで、講演内容を新聞紙面にも掲載し、より多くの方に情報を届けることを実現しました。このように、2015年から始まった県民を対象とした健康公開講座は2019年までの5年間に30回を数えています。

また、公開講座では受講者が高齢者に偏る傾向があることから、2018年から始まった出前講義では、県内高等学校や大学、商工会議所など2年間で10か所に出向き、高校生から大学生、働く世代まで幅広い年齢層にも健康啓発活動を行うよう企画を展開しました。さらに、福島民報新聞、福島民友新聞に健康コラムの連載枠を確保。民報新聞では既に60回近い連載が続くなど、継続的な情報発信に努めています。

がん診療最前線
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