県民の健康維持、増進のために

01ふくしま国際医療科学センターの開設

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ふくしま いのちと未来のメディカルセンター棟
ふくしま いのちと未来のメディカルセンター棟

東日本大震災及び原発事故後、本学は、放射線被ばくによる健康不安を抱える本県の人々を健康被害から守り、長期にわたって見守っていくという新たな歴史的使命が課せられました。この使命を確実に果たしていくため、2011年に「福島医大復興ビジョン~悲劇を奇跡に~」をまとめ、長期的に県民健康調査を実施し、万一、何らかの健康被害が生じた場合に備えて、早期発見・治療の体制を整え、新たな治療法の開発に取り組み、これらを支える医療人の育成を一体的に進めることとしました。これを担う組織として、2012年10月にふくしま国際医療科学センターの基本構想を策定、基本設計を経て各施設の整備に着手し、2016年12月にふくしま国際医療科学センターの全面供用を開始しました。

当センターは、「復興に関わる全ての人との絆を大切にし、医療を通じて震災・原発事故からの福島の復興と光り輝く魅力的な新生福島の創造に貢献する」ことを設立理念に掲げ、「県民に寄り添い、健康を見守り、将来にわたり安全・安心を確保する」、「医療関連産業の創出・発展により、新たな雇用を創出し、地域社会を復興・活性化させる」、「福島の復興から得られた教訓と英知で日本さらには世界に貢献する」ことを使命として、現在、5つのセンター、2つの部門、ふたば医療支援から構成されています。放射線医学県民健康管理センター、健康増進センターでは、震災後の県民の健康状態を長期にわたり見守り、県民の健康増進と健康寿命の延伸を目指しています。先端臨床研究センター、医療-産業トランスレーショナルリサーチセンターでは、新しい診断・検査薬、治療薬を開発して医療産業を育て地域復興を目指しています。先端診療部門、甲状腺・内分泌センターでは、先進的な医療機器を用いて病気を早期に発見し、各分野が協力して高度で専門的な治療を提供しています。教育・人材部門では、各センター・部門を支え、本学及び国内外の学生・医療スタッフや関係者に対する放射線健康リスク科学教育を担当して、次世代を担う医療人を育成しています。また、広島大学及び長崎大学とは放射線災害・医科学研究拠点を形成して放射線災害研究の学術基盤の確立を目指し、量子科学技術研究開発機構や国際原子力機関、国際放射線防護委員会など国内外の研究・行政機関や学術団体との協力や、WHO協力センターとの連携によって、被災地の復興と長期にわたる見守り、放射線防護などの情報発信、放射線災害に対する各国の能力強化のために活動を続けています。

※各センターの詳細については、各センターのページをご確認ください。

ふくしま国際医療科学センター内組織
ふくしま国際医療科学センター内組織
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