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保健医療交流事業 (講演会) レポート

子どもの健康を考える学習会を開催しました。(矢祭町・平成28年8月22日)

8月22日(月)、矢祭町山村開発センターを会場に、町内の小中学校養護教諭、栄養士、保育士を対象とする「子どもの健康を考える学習会」を開きました。
講師は、本学小児科学講座 准教授 川崎幸彦 先生が務め、「小児肥満について」の演題で講演を行いました。

参集者は、実際に幼児や小児の肥満の問題に直面しているため、事前に質問内容を提出しており、講演は当初から熱気を帯びたものとなりました。
先生は、肥満の定義から講演を始め、肥満が原発性か続発性なものかの判断、原発性肥満の基本病態、医療機関での肥満の判定基準、治療の程度(食事療法か、内服か)、年齢や合併症の有無による治療方法の違いなどを講演しました。
また、学童期前の6歳前後の児童は、肥満が目立たないことや成長曲線の急激な変化に注意すること。肥満予防や治療は、小児だけでなく、親も肥満の弊害を自覚し、毎日子どもと一緒に、食事の量や食べた内容を記録することが大切であることを説きました。記録を継続し、その変化を見ることが、過食を抑制し運動することの習慣付けになる、とのことです。

90分間の講演時間のうち、最後の30分程度は参集者からの質問に費やされました。日頃、学校で抱えている問題や悩み等の質問が寄せられましたが、現場担当者として、小児肥満においてどの時期から治療に当たらせるかの見極めが一番難しい、とのことでした。 先生自身が、管内の病院に週1回診療に来ていることを講演中に話した時、参集者の中には胸をなでおろす安堵の姿も見られました。

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