新型コロナウイルス感染症拡大防止と予防のために

新型コロナウイルス感染症が広がり続けています。福島の医療の拠点であり、県民の健康を守る砦となる本学には、この感染症の拡大防止と予防に対し積極的な役割を果たす責務があります。

本学では、「新型コロナウイルス対策本部」を設置し、附属病院感染制御部の助言を受けながら、患者さん、学生、教職員の感染予防体制を強化しています。また、学位記授与式、入学式の中止をはじめ、本学の関与するイベントや行事の中止、あるいは延期など、感染拡大の可能性を少しでも低減するための措置も取っています。

しかし、残念ながら、昨今都市部を中心に感染拡大のペースが速まりつつあります。他国の例にあるような爆発的な集団感染にまでは至らずに踏みとどまっている今が、まさに正念場といえるかもしれません。私たちは、地域医療の最後の砦である附属病院を持つ大学の機能を維持するとともに、福島にクラスターを生じさせないためにも、日々変化する状況に対応して、最大限の取組を行ってまいります。

理事長兼学長 竹之下誠一