世界で最も権威ある国際輸血学会(ISBT)理事選挙にて 本学の池田和彦教授が「西太平洋地域代表理事」に選出されました
福島県立医科大学医学部輸血・移植免疫学講座主任教授・池田和彦が、世界で最も権威ある輸血医学分野の国際学会「国際輸血学会(International Society of Blood Transfusion:ISBT、本部:オランダ)」の理事選挙で、「西太平洋地域代表理事(Regional Director Western Pacific)」に選出されました。
ISBTは1935年に設立された、輸血医学における世界的学術組織であり、輸血医学・血液事業・安全対策等に関する国際的な学術連携や基準づくり(血液型の分類を正式に決定するなど)を担っています。
池田教授が担当する「西太平洋地域」は、東アジア・東南アジア・オセアニア等を含む広範な地域で構成されており、地域代表理事の定数は2名、今回の改選は1名でした。世界各国を代表する有力研究者・医師らによる選挙を経て、このたび池田教授が日本から選出されました。
池田教授は、2026年6月24日にマレーシア・クアラルンプールで開催された「ISBT Congress」での手続きを経て正式に理事へ就任いたしました。任期は4年間です。
本学では、池田教授の国際舞台での活動を通じ、世界の医学・医療の発展に貢献するとともに、本県における地域医療・医学研究のさらなる発展につなげてまいります。
池田和彦教授 コメント
「このたび、歴史あるISBTの西太平洋地域代表理事に選出いただき、大変光栄に思っております。
日本を含むアジア・オセアニア地域は、輸血を含めた医療体制が多様です。各国と連携しながら、安全で持続可能な輸血医療・輸血医学の発展に貢献するとともに、福島県立医科大学の国際的な学術ネットワークの発展にも寄与してまいりたいと考えております。ISBTは輸血にとどまらず、血液の細胞や成分を用いた様々な治療法にも役割を果たしており、科学的根拠に基づいた安全な血液による治療の実現を目指しています。さらに、2028年には、日本において、2009年以来、実に19年ぶりにISBT Congressが横浜で開催されますので、その成功に向けても全力を尽くします。」
■ 国際輸血学会(ISBT)について
1935年設立。輸血医学および血液事業分野における世界的学術組織であり、世界各国の専門家・医療関係者が加盟。安全な輸血医療の普及や国際的ガイドライン策定など、国際的な血液事業の発展に取り組んでいます。