令和7年度福島県立医科大学白衣式を挙行しました

 令和7年10月22日(水)、本学講堂において「白衣式」が挙行され、附属病院長より医学部4年生130名一人ひとりへ大学の校章と氏名が刺繍された白衣が授与されました。

 「白衣式」は、医師を目指す者としての心構えを新たにし、自覚を持って臨床実習に臨んでもらうことを目的に行われます。
 学生たちは、10月27日(月)から、72週間にわたり本学附属病院等で実際に患者さんに接しながら医学を学ぶ臨床実習(BSL)をスタートさせました。

 医学部生が診療参加型の臨床実習を行うためには、共用試験と呼ばれる全国共通の試験に合格し、「臨床実習生」として認定を受ける必要があり、その厳しい試験を突破して「白衣式」を迎えることができます。

 式典では、藤森敬也医学部長(代読 永福智志医学学生部長)より「臨床実習を通じて多くのことを学び、成長し、医学の道を歩んでいかれることを楽しみにしている」、続いて大平弘正附属病院長より「病院の職員と同様の仲間として歓迎するとともに、今後の成長と飛躍を願っている」と激励の言葉があり、学生たちは医師の道を歩む決意を新たにした様子でした。

 最後に、学生代表の青木伶央さんが「多くの課題に直面すると思うが、不断の努力を惜しまない」と誓いの言葉を述べ、手にしたばかりの白衣を身に着けた学生たちは、新たな一歩を踏み出しました。

 医師に向けて新たなステージを迎え、決意した真剣な表情の臨床実習生に期待がかかります。

ページの先頭へ戻る